樹木の香り

木の香りはフィトンチッドを含む森の香り、木部は鎮静、葉はリラックス効果が高く香水はもちろんのこと、フィトンチッドにはホルムアルデヒド分解作用も認められているので、空間の香りにも最適です。

*注意事項の欄に特になしとあっても、これはトリートメントとしてではなくアロマミストとしてお使いになる場合の記述です。精油をご購入の際には自己責任でお願いいたします。


▪️サンダルウッド 

学名/ Santalum album  科名/ ビャクダン科

採出部位、方法/ 木部、水蒸気蒸留法

主な成分/【セスキテルペンアルコール類】α-サンタロール(46%)、β-サンタロール、α-ベルガモトール、epi-β-サンタロールなど

香り/ スパイシーでウッディー

ノート/ ベースノート

こころ、からだ / 鎮静と調和

注意事項/ ホルモン様作用があるため注意が必要

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白檀の香りという方がイメージがつきやすいですね。お香や寺院の香りです。昔から宗教儀式で使われてきたものですから、やはり心を鎮め神聖な気持ちにしてくれる効果があります。クラシックな香りになってしまうので好みは分かれるかもしれません。私はフレグランスとしてよりも、空間や入浴代としてアロマクラフトを取り入れることが多いです。


▪️シダーウッド 

学名/ Cedrus atlantica  科名/ マツ科

採出部位、方法/ 木部、水蒸気蒸留法

主な成分/ヒマカレン、アトラントン、カジネン等

香り/ ほのかに甘くウッディー

ノート/ ベースノート

こころ、からだ / 優れた鎮静効果、リンパの流れを良くする、セルライトにも。

注意事項/ 妊娠中、授乳中は注意

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アロマを始めて初めて知った香りです。甘い香り、サンダルウッドに似ているような気がしました。香水にはよく使われる原料なので、日本人には馴染みが薄いのかも?と思ったりもします。調香に慣れてくると意外に使いやすく落ち着いた香りに仕上がりますが、やはり馴染みが薄いかな?と積極的には使ってこなかった香りです。レモンやペパーミントなどと相性は良いです。相反する香りで補い合うのでしょうね。


▪️ヒノキ 

学名/ Chamaecyparis obtuse 科名/ ヒノキ科

採出部位、方法/ 木、枝、葉、水蒸気蒸留法

主な成分/ 【モノテルペン炭化水素類】αピネン(木部)、サビネン(葉部)、リモネン、ボルネオール、酢酸ボルニル、ネロリドールなど

香り/ すっきりとしたヒノキの香り

ノート/ ミドルノート

こころ、からだ / 高いリラックス効果、抗菌、防腐、防虫、血行促進

注意事項/ 特になし

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日本人には馴染みの深い香りの一つ、ゆずと合わせたらもう「ヒノキ風呂」しか浮かびませんね。和のイメージが強いので和と和を重ねることは私はあまりしていません。(ゆずよりはオレンジスイートというふうに)ブレンドの中に木の香りは欠かせないので、華やかな中に渋みが欲しい時など、ブラックスプルースやパインを試してみて違うな、と感じたらヒノキをブレンドしています。


▪️プチグレン

学名/ Citrus aurantium 科名/ ミカン科

採出部位、方法/葉、枝、水蒸気蒸留法

主な成分/ 【モノテルペンアルコール類】リナロール、リモネン、β-ピネン、t-β-オシメン、酢酸リナリルなど

香り/ ウッディーでフローラルな香り

ノート/ ミドルノート

こころ、からだ /リラックスとリフレッシュの効果があり、感情にも同じように働く

注意事項/ 光感作性

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ミカンやレモンの葉があったらそっとこすって嗅いでみてください、この香りです。トマトの葉からトマトの香りも感じるように、このプチグレンも柑橘の香りがします。でもちょっとグリーンでビターな香り、私の印象では得意でない方結構いました。私はこの香り好きなのと、やはり感情面にアプローチするエネルギーを感じるので、いろんなブレンドに少量加えます。プチグレンには、レモンプチブレンなどとれる柑橘の種類によって複数あったりしますが。レモンプチグレンがすっきりとして使いやすく感じます。


▪️北海道もみ(トドマツ) 

学名/ Abies sachalinensis  科名/ マツ科

採出部位、方法/ 葉、水蒸気蒸留法

主な成分/ 【モノテルペン炭化水素類】αピネン、βピネン、リモネン

香り/ すっきりとしたウッディー調

ノート/ ミドルノート

こころ、からだ / 鎮静効果、殺菌、鎮痛作用、血行促進

注意事項/ 特になし

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「北海道モミ=トドマツ」とてもシャープな香りで、冬の寒い朝なんかに似合う。単品で香るとちょっと癖のある香りですが、ブレンドでは意外と合わせやすく、ヒノキほど和な感じはしません。近年、二酸化窒素除去作用(大気中の二酸化窒素と花粉が結びついてアレルギー症状をひどくしている)が注目されているので、冬から春にかけてアロマミストを作ったりすると良いかも。ユーカリとブレンドすると優しい甘さが加えられて良いですね。


▪️ブラックスプルース

学名/ Picea mariana 科名/ マツ科

採出部位、方法/ 針葉、水蒸気蒸留法

主な成分/ 【モノテルペン炭化水素類】酢酸ボルニル(~40%),、α-ピネン、δ-3-カレン、カンフェン、リモネン、ミルセン、ボルネオール、ロンギフォレン、ロンギシクレンなど

香り/ 深みのあるエネルギッシュな森の香り

ノート/ ミドルノート

こころ、からだ / 呼吸器系の不調。リラックスしバイタリティーを高める

注意事項/ 特になし

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ブラックスプルース、意外に知らない方の多い香り。マツ科の香りなので、パインのような香りですが、それよりも大人っぽくい深い深い森の香りです。単体で香ると使いにくそうな個性的な香りに感じますが、ブレンドには欠かせない香りの一つで、ローズオットーとの相性もとても良いです。子どもっぽくなってしまったなーなんてときに入れたりします。甘さを引き締める香りですね。それとやっぱり森の香りは落ち着きます。


▪️ローズウッド

学名/ Aniba rosaeodora 科名/ クスノキ科

採出部位、方法/木部、水蒸気蒸留法

主な成分/ 【モノテルペンアルコール類】リナロール(88%)、α-テルピネオール、リモネン、ゲラニオールなど

香り/ フローラルなウッディー

ノート/ ミドルノート

こころ、からだ /体のバリア機能を高める、深い癒し、リラックス

注意事項/ 特になし

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甘く力強い香りの木の精油です。近年、絶滅危惧種となっていて植林したものや自然に倒木したものでからしか精油を採ることはできません。高価で希少なため代用としてホーリーフを使用されていますが、そちらはウッディーさは感じません。やはりブレンドに力強さを与えるローズウッドには敵わないと思います。