Blend type.02 – ta fougere –

ベルガモット/ライム/ラベンダーアングスティフォリア/ラバンジン/ゼラニウム/ヒノキ/ベチバー/オークモス/ベンゾイン

■ Story

フゼアも香りのノートのこと、(type.01のシプレもあわせて読んでみてください)シプレが女性的な甘い香りに対し、フゼアはトップにベルガモットとライムでシャープな香立ち、ベースに甘いヴァニラを思わせるベンゾインを使い中性的な香りに仕上げました。誰のなかにも男性的な部分と女性的な部分があると思います。

それらは季節ごとに現れたり消えたり、自然な人の営みの中で1日のうちでも顔を覗かせたり。そんなシーンの中で一つの香りだけでなく使い分けていけたらなと、この2つの香りを2つで一つとして作りました。

2種類のラベンダーを中心に国産の木曽ヒノキ精油を加え引き締まった香りにしあげました。

当時フランスの貴族の間ではシダ植物を育てるのが流行っていたそうです。そのシダ植物の香りの再現としてフゼアノートが生まれたそうですが、シダには香りはないしあくまでイメージなのでしょうね。