精油は植物のエネルギーを凝縮させたものです。植物の姿かたちも、同じ命あるものとしてわたしたちの身体に似ている部分が非常に多いことに驚かされます。花は後世に子孫を残していくために昆虫を誘き寄せます。これは私たちの身体のホルモン分泌と似ています。葉や枝葉は植物の呼吸としての光合成のため、わたしたちの身体の呼吸というところと同じ働きをしています。
植物は自分では移動できません、さまざまな環境に適応するため、また子孫を残していくための力が備わっています（虫を寄せつけない駆虫作用、カビや雑菌から自分を守る抗菌作用など）
圧搾法、水蒸気蒸留、溶剤抽出などの方法で生み出された一滴には目に見えないけれど、植物の大いなるエネルギーが含まれています。
精油を取り扱う際には以下の点にご留意ください。
- 原液を直接肌に塗布しないでください。
- 飲用は絶対に避けてください。
- 高温多湿での保管を避け、期限内に使い切ってください。
- 妊娠中、授乳中はご使用をお控えください。
- こどもには使用しないでください。
- 保管場所はお子さまやお年寄りペットの手の届かないところでお願いします。
どんなに高品質、オーガニックのものであってもこの限りではありません。
最後に、アロマテラピーは医療ではありませんので効果効能を期待するものではありません。少しでもおかしいな、と思ったら医療機関にかかること。その上で家庭でできること、あくまでもセルフケアとしてアロマを取り入れてくだされば、心の安らぎになり質の高い生活を送ることができるのではないかと思います。
